ドイツは医療機器でかなり有名!
みなさん、こんにちは。今回は、グローバル(世界)の医療機器市場:ドイツ編です。市場規模などのお話は、別編で共有しますので、今回は、まずは親近感を持ってもらえるよう、皆さんとドイツといえば?というところから入りたいと思います。
みなさんは、ドイツというと何を思い出すでしょうか?車はみなさんもご存じの通り有名ですね。メルセデスベンツ・BMV・アウディ・ポルシェ・フォルクスワーゲン等です。また、日本人にも人気のあるスポーツ「サッカー」がやはり有名ですし、テニス、実はドイツ人にもゴルフは人気のあるスポーツとなっています。食べ物では、ソーセージ、ビールですね。ドイツは日本と同世に様々な似た点を持っています。その制度が、マイスター制度です。日本の職人さんの弟子入りのような仕組みで、その仕事や産業を支えていく職能教育があります。様々なマイスター制度が幅広い産業にありますが、医療機器を生産するために、機械や加工にかんしてもインターン制度やマイスター制度があります。
みなさんは、「レントゲン」「カルテ」ということばは聞いたことがありますか?おそらく、近所にあるクリニックや病院、もしかすると日本のドラマでも聞いたことがある言葉かもしれません。今ある医療機器の中で、X線で胸の写真を撮ったことがある人もいるかと思います。ドイツは昔から、医療の最先端を走っており、昔の日本人医師もドイツに留学し、その技術や知識を持ち帰ってきて、日本の医療の発展に貢献してきました。「レントゲン」はレントゲン博士が1895年に報告した大発見です。ノーベル物理学賞も1901年に受賞しています。その博士の名前を120年以上たった今もみんなが使っているということですね。日本に誰が持ち帰った言葉なのかも気になりますね。「カルテ」は、みなさん「電子カルテ」っていう言葉聞いたことがあるでしょうか?病院で診察を受けたとき、医師がその診断内容やお薬の内容を書く「記録」です。ドイツ人に聞いたことがあるのですが、みんな「その記録する紙をカルテっていうの?」と驚いていました。ただ、ドイツ語にも献立表「Speisekarte:シュパイゼカルテ」という言葉があって、部分的に使われたのかもしれませんね。このように、昔も医療の最先端を行っていたドイツに渡航して、その医療の知識を持ち帰った人たちが、いつのまにか、みんなにも知られるような言葉まで持ってきているということを考えると、やはりドイツの医療、医療機器もかなり世界に影響を与える存在ですね。
出典:レントゲン博士について:公益社団法人日本医学放射線学会ホームページhttp://www.radiology.jp/public/day_of_radiology.html
レントゲンの日:首相官邸ホームページ https://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g51.html