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医療機器企業分析シリーズ 詳細情報編3〜キャノンメディカルシステムズ株式会社〜

さて、少し間が空いてしまいました。
今回はキャノンメディカルシステムズ株式会社について、詳細説明をしていきたいと思います。

現在、キャノンメディカルシステムズは、放射線科系医療機器業界のトップとして君臨しています。
いいですね!国内企業がトップ!ということで、筆者も日本企業にも頑張ってほしいので、うれしいです。
今後も安定的な収益を上げられる企業ではないかと思います。

就活生でもう企業WEBサイトをチェックしている方もいらっしゃると思いますが、2016年以前のキャノン本体は、医療機器製造企業として別のキャノンメディカルがありました。
当時は日本「初」のフラットパネルディテクタという一般撮影装置のみの展開だったことを覚えています。

実は、以前にも掲載していますが、大きな買収劇があり、2016年に東芝メディカルシステムズ株式会社がキャノン本体に買収され、それまであったキャノンメディカルと統合されたのが現在の姿です。

当時の東芝本体が勢いにのっていたとき、米国ウェスチングハウス(原子力施設事業)への投資で注目を集めましたが、肝心のウェスチングハウスが経営難に陥り、連鎖的に、東芝本体が危うくなったのです。(2015~15年頃に露見)
当時の東芝本体は経営の不透明さ等が響き、事業体を切り売りし何とか延命を図っていました。
そこで利益を生み出していた当時の東芝メディカルシステムズがキャノンに切り売りされることになったのです。

キャノンメディカルシステムズに買収されてから、事業は安定的に広がりを見せています。
昨今の円安の追い風もあり、国内製造できるキャノンメディカルシステムズの医療機器は、海外の医療機器メーカーよりも影響を受けにくく、継続的な販売活動ができています。

MRIやCT、一般撮影装置、マンモグラフィー装置(乳房X線撮影装置)、血管撮影装置等多種にわたり製品を持っていますが、デザインも機能面もかなり良く、日本や海外での販売活動がますます盛んになると思われます。

キャノンメディカルシステムズは大きな企業体ですので、職種も豊富にあります。
それぞれの就活生向けの現役の方が発信している仕事内容のインタビューページをじっくり見てください。
営業、技術、マーケティング、生産、品質保証、等いろいろ多種多様な職種があります。
営業技術(旧東芝メディカルシステムズからこの呼称ですが、他メーカーのプロダクトマネージャー:マーケティング系の職種になると思います)、アプリケーションスペシャリストとプロジェクトコーディネーションの職種は、就活生には見慣れない職種ですが、内容を見ていただければ面白さもわかると思います。

いずれにしてもこの安定感、シェアの高さ、就活生の最大の魅力になるのではないかと思います。

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